初の太平洋諸島訪問でソロモン諸島を訪れた豪州ビショップ(Julie Bishop)外相一行は太平洋諸島に対し、今後5年間で250件の民生・社会支援対策として1,500万ドルを供与する案を明らかにした。ソロモン諸島には家庭内暴力・家族紛争に500万ドル、警察装備に50万ドルを投資する。他に50万ドルの予算で民間部門を通じて女性の経済活動機会を2年間にわたり援助する。今回は野党代表なども含め5人で、ソロモン諸島のほかバヌアツ、ナウル、ミクロネシアを訪れる。ビショップ外相は、太平洋諸島には豪州対外援助額の約19~20%が宛てられており、豪州は島嶼国の自立を支援して、援助から支援、支援受け入れ国から対等のパートナーシプになれるよう協力していきたいとしている。
(Radio Australia/ Dec.17, 13)
太平洋地域
【経済・社会動向】
豪州が民生向上に1,500万ドル供与(太平洋地域)
2013.12.27