政府資金勘定委員会(Public Accounts Committee)は、信託勘定として預金されている政府資金が何故商業銀行に預金されているのか調査を始めた。8億7,060万米ドル(23億キナ)の信託勘定のうち、7%に当たる6,090万米ドル(1億6,100万キナ)のみが中央銀行に預託され、93%が商業銀行に預金されている。委員会は信託勘定運用システムに重大な欠陥があるとして、財務計画省の事務局の説明責任性と、信託勘定についての議論がなされていないことを指摘している。信託勘定口座を持つ各政府部局の問い合わせに応えたのは、20の部局のうち7部局のみ、21の地方政府のうち2政府のみであった。委員会は財務計画省に商業銀行にある勘定をすべて中央銀行に移すよう求めている。
(The National/ Nove.26, 13)