10月下旬、ソウルで第2回韓国・太平洋諸島高官会議が開催され、特に、気候変動、開発協力、海洋・漁業管理の分野で一層の協力推進が確認された。PIF加盟14ヵ国、PIF事務局が出席した。気候変動については、太平洋諸島がリーダーシップをとり世界的な協力で炭酸ガス排出の削減を目指して、先のマジュロ宣言(Majuro Declaration on Climate Leadership)を確実に実行していくこと、およびGreen Climate Fund(GCF)の創設を含む世界気候変動対策に韓国が主要な役割を果たすことを確認した。開発協力については、海外開発協力ODA)の枠を超えて、民間部門、貿易投資、気候変動対策への資金協力も含め、具体的な開発地域を指定して韓国の協力を得ることになった。海洋資源においても観光、エネルギー、海底資源、漁業分野などで緊密な協力関係を進めることで合意した。
(News Release/ PIF Secretariat, Oct.24, 13)