豪州のテレビ番組Channel 7によると、難民受け入れの対価として豪州がPNGに供与した17億豪ドルが不法に使われ、虫食い状態にあるという。盗まれた金は豪州の裏金融機関やクインズランド州不動産市場に持ち込まれている。ケアンズとブリスベーンでそれぞれ約100軒の家がPNG人の持ち家だという。豪州の銀行は金の出所を関知しようとはしない。腐敗した政治家、高級官僚たちは家族を豪州に移し、家を買ったりギャンブルに使っている。すでに援助金の半分が使われたとしているが、これまでにも、豪州の多額の援助資金が搾取され、豪州に持ち出されていると言われる。PNGの新聞The Nationalによると、オニール首相はこのテレビ報道を否定、Channel 7に謝罪を求め、報道機関の誤報道を訂正するよう豪州政府とAusAIDに協力を求めた。(Pacific Scoop/ Aug.29, 13)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
難民受け入れ援助金17億豪ドルが搾取される(パプアニューギニア)
2013.09.09