スレードPIF事務局長は、先週ナンディでフィジーのバイニマラマ首相が、今やPIFは太平洋島嶼国の利益にもならず、地域で必要ともされないと表明したことに対して、太平洋諸島開発会議(PIDF)こそPIFが担ってきた役割・目的等を代替することなど不可能であると批判した。事務局長は、フィジーは依然としてフォーラム加盟国としての資格を停止されているということを強調した。一方、広域地域経済統合構想のなかで、フィジーの経済的役割を考慮して部分的な配慮がなされているとものべ、太平洋経済緊密化協定プラス(PACER Plus)の協議に参加が許されていることを例示した。フォーラム首脳会議の参加は認められていないが、フォーラム事務局はフィジーに対して加盟国並みにサービスを提供している。

(Fijilive/ Aug.19, 13)