8月4日、フィジーのナンディで始めて開催された太平洋諸島開発会議(PIDF-Pacific Islands Development Forum)で、フィジーのバイニマラマ首相が、太平洋諸島フォーラム(PIF)は加盟国政府の問題を討議するだけで、島嶼民の利益や必要な問題に応えていないとして、新しいフォーラム創設の必要性を訴えた。この会議は、各島嶼国が私利私欲にとらわれず、一致協力して立ち向かわなければならない真の脅威を払拭するのが目的であり、太平洋小島嶼国(SIDS-Pacific small islands states)は生存自体に多くの問題があることを世界に発信すべきだと述べた。また、国際社会が、海面上昇など小島嶼国を危機にさらしている気候変動問題に責任を持ち、今すぐ行動を起こすべきだと述べた。
(Fiji Times Online/ Aug.5, 13)