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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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若者に厳しい労働市場(フィジー)

毎年高校、短大、専門学校を卒業する若者約15,000人のうち、3分の1しか就職できていない。フィジー商業・雇用者協会は、学生、親、地域社会指導者等に対して、教育のみが若者の明るい未来を約束するものではないことを自覚するよう求めている。また、ホワイトカラー職場を求め、教育に依存しすぎるのではなく、自立することも必要だとしている。失業問題の解決策の一つとして、小規模・零細企業への就職も考えるべきで、新規雇用機会を作っても、卒業生の全部にホワイトカラー職場がある訳ではない、国として天然資源の開発による雇用機会増のほか、都市部、地方に関わらず、広大な遊休地を活用して収入を得る方策を検討していかなければならないとしている。また、商業・雇用者協会は、周辺島嶼国と連携して海外の労働市場で働く場を作っていきたいとしている。

(Fiji Times/ June 3, 13)