フィジーのリゾート地で経済、気候変動、女性・子供を主題とする「グループ77」会議(Group of 77 meeting)が開催された。G77は国連で中国を含む132カ国の途上国からなる最大の投票ブロックで、今回は開催地フィジーのバイニマラマ首相が議長を務めた。キリバス、バヌアツ首脳から気候変動問題、国連人口基金から女性・子供を首題とする人間中心経済モデル、同じく国連アジア太平洋経済社会委員会から南南貿易が世界貿易の3分1を占める現在、技能教育強化の必要性等の提議があった。2日間の討議内容は9月ニューヨークで開催されるG77外相会議に提出される予定である。
(Radio Australia/ May 7, 13)
太平洋地域
【経済・社会動向】
G77会議始まる(太平洋地域)
2013.05.21