マダンの礁湖岩礁(lagoon reef) を調査している米国のNova Southeastern 大学珊瑚礁研究所は、ウミウシやウミシダなど、生息する生物の多様性は豪州のグレートバリア・リーフよりも大きいと述べている。マダンのリーフは3,000万年から5,000万年前から形成され生物の多様性を生み出しているが、グレートバリア・リーフの形成は6,000年から8,000年とまだ若い。現地は伝統的な地主が所有しており、近づくことは難しい。しかし、マダンで進んでいる鉱山開発や缶詰工場の建設が、これら生物の生息に影響を与えないかが心配である。
(Radio Australia/ March 5, 13)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
多様性に富むマダンのラグーン・リーフ(パプアニューギニア)
2013.03.15