ホニアラの国立病院外来窓口はデング熱患者であふれている。ホニアラでは1月以来約400人の患者の発生が確認されており、800人以上の患者が潜在しているとみられる。病院では患者収容能力を超えて、屋外にまで補助ベッドを設置して患者を診療している。デング熱は、寒気、突然の高熱、頭痛、関節痛、発疹などの症状が出る。ただ、多くの人はデング熱発症を単なる風邪として病院に行かないため、それが流行の一因にもなっている。雨季に入っている現在、ココナツ皮、ボトル、水タンクなどあらゆる容器を空にし、蚊が増殖しないようにしなければならないと警戒している。
(Solomon Times/ Feb.28, 13)
ソロモン諸島
【経済・社会動向】
デング熱流行(ソロモン)
2013.03.11