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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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ナウルの難民収容所は屠殺場か(ナウル)

ナウルにある難民収容所の亡命希望者たちは、居住環境は屠殺場に等しいとして、待遇に耐えられず自殺未遂者も出ている状況にある。イラン人難民のひとりメディさんは、この1週間自殺未遂が10人、25人が現在ハンガーストを行っていると述べている。メディさんは、「多くの国が亡命希望者を人間として待遇しているが、ここでは屠殺場の動物扱いで、豪州がこんな待遇をするとは考えられない。故国では毎日の生活に死の恐怖に怯え、ここでは豪州政府が我々を精神的に殺そうとしている」と述べた。豪州政府は、国内難民収容所に収容しきれないほどボートピープルの到着が多いが、前月、数千人の亡命希望者に暫定入国ビザ(bridging visa)を認可すると発表している。(訳者注;2000年8月、豪州とナウルは、豪州が保護したアフガン、イラクからの難民を、ナウルが受け入れることを認める協定を締結している)
(Radio Australia/ Dec.3, 12)