マーシャル諸島の離島地域とパラオのペリリュー島は、太平洋環境共同体基金(Pacific Environment Community Fund)から資金供与を得て、太陽光を利用した海水淡水化装置により飲料水を得られることになるだろう。ペリリュー島では、400万米ドルの脱塩装置が完成間近で、住民は雨水や塩っぽい地下水への依存を減らすことができる。一方、乾季には水の確保が難しいマーシャル諸島の15離島には、300万米ドルで携帯可能な小さな脱塩装置を供給する。このプロジェクトでは、15の離島住民約600人に1日当たり1人約4リッターの飲料水を供給できるようにする。
(RNZI/ Oct.28, 12)
マーシャル諸島
【経済・社会動向】
太陽光発電による海水淡水化のよる飲料水プラント(マーシャル諸島)
2012.11.14