パリを訪問中のタヒチミッションとフランス海外県担当相が、フランス領ポリネシアの経済再建について会談した。焦点は、フランス政府が予定していた4,400万米ドル（内2,000万米ドルは緊急財政資金援助として既に供与されている）の資金援助を実施するかどうかである。　中道右派のフランス前政権と独立派の仏領ポリネシア政府の間にあった葛藤により、フランスからの援助が停止されており、仏領ポリネシアは資金不足で具体的な雇用促進策もとれず、失業率は20?30％と上昇し、経済危機が続いている。
(RNZI/ oct.29, 12)