ニウエは、太平洋環境共同体(PEC-Pacific Environment Community)基金から400万米ドルの拠出をうけ、太陽光発電機器を設置する計画である。計画では、年間発電経費を137,000NZドル節約、約329トンの温室ガス排出を削減できるとしている。電力使用ピーク時使用量の65%を再生可能エネルギーで賄えるよう計画しているが、太陽光発電はその15.4%を負担する。現在の再生可能エネルギーは、ピーク・ロード時の10.6%、全発電量の2%、発電燃料削減率2%、温室ガス削減量48.6%を占めている。政府は2007年に再生可能エネルギー100%の導入を宣言している。PEC基金は、日本がフォーラム加盟国の環境問題対応資金として、6,600万米ドルを拠出したもので、すでに基金の使用を申請したのは、サモア、ツヴァル、クック諸島、ナウル、ソロモン諸島、フィジー、ミクロネシア連邦、キリバスである。
(Pacific Islands Forum Secretariat/ Oct.4, 12)
ニウエ
【経済・社会動向】
太陽光発電を推進(ニウエ)
2012.10.15