米国内務省の資金援助を受けて、Graduate School USAが毎年経済報告書を発表しているが、先週発表された2011年度経済報告書（暫定）は、九つの国営企業が、赤字に苦しむ政府財政資金の癌であると述べている。いずれも、2009年?2011年の間利益を出せず、1999年?2001年の間では、10年以上も前からみれば収益性が上がっているのは、マーシャル・エネルギー会社と国営通信会社のみである。政府は９企業に年間平均450万米ドルの補助金を拠出しているが、近年その額は約2倍となっている。Marshall Islands ResortとMarshall Islands Ports Authorityは損失金を出しているが、政府の補助金を受けていない。政府はADBの支援も受け、国営企業の健全化策に乗り出している。
(Mariana Varaiety/ Oct.5, 12)