首都ヌクアロファ再建で中国輸銀から借り入れた11,900万パアンガについて、議会特別調査委員会は2002年公共資金管理法の3項目に違反していると発表した。借入金の58％は借入協定内容と違って不法に使用され、内一部はVanu Wharf建設と宮殿拡張に使用されており、借入金で建物を再建した5人の民間人は政府と資金供与の契約をしていないという。特別調査委員会は、2010年12月就任したツィヴァカノ首相が、セヴェレ前政権とヌクアロファ開発公社が2007年11月19日に契約した中国からのローン内容を精査するため、設置されたものである。
(Matangi Tonga/ Sept.2, 12)

2006年の暴動で破壊されたヌクアロファ中心街の再建のため、ヌクアロファ開発公社が中国輸銀から借り入れた5,000万米ドルの資金につき、議会特別委員会はこれを違法と判断した。委員会は資金の一部が再建以外の用途に使用され、変更資金は議会の承認を得てなく、違法だとしている。委員長の話では、借入資金は来年から返済が始まるが、借入資金自体が違法だとし、関係者が中国輸銀に対し無償供与に変更してもらうよう交渉すべきだと述べている。
(RNZI/ Sept.4, 12)