長年の懸案だったTina Riverの水力発電所建設計画が再開した。2009年にFS調査が行われたが、川の地質に問題があり計画書の提出が遅れていた。担当している欧州投資銀行のナイジェル・ホール氏は、新規予定サイトは当初より600ｍから800ｍ先の上流になり、早くて2017年の完成となると述べている。現在発電燃料を高騰しているディーゼル油に依存している電力庁は、水力発電の完成で電気代が安くなり、停電がなくなると歓迎している。建設に当たり、周辺地域の環境・地域社会影響調査が行われるが、1年半から2年を要すると見られる。計画では、ダムと貯水池の建設費が1億米ドルを超えると見込まれる。
(Radio Australia/ Spet.4, 12)