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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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中国は米国のプレゼンスに影響されず(太平洋地域)

PIF首脳会議の「会議後対話国」として参加した中国の崔点凱(Cui Tiankai)外務次官が、太平洋島嶼国に供与している無条件援助に何ら思惑はなく、クリントン米国務長官の今回の参加が中国に何の影響も与えないと述べた。また、米国も同じ意図なら、米国との協力に支障はないと述べた。副首相は、記者会見で、中国も島嶼国も発展途上国であり、双方とも地理的に遠く、異なった国内事情をもちながらも、国民の生活向上のため、持続的開発に立ち向かわなければならない立場は同じだとしている。そのため、共に協力する可能性のある分野が多く、共同して持続的成長を図りたいとも述べた。資金供与協力については、受益国の負債額が増えないよう、超低利融資を行っている。返済が困難な場合には、支払いを督促せず、返済の延期や負債の取り消しも考慮する。援助は、受益国の必要度が高いものから優先順位を考慮して、目に見えるかたちのものを優先する。例えば、クック諸島の場合は、裁判所や警察署ビルの建設である。
(Pacific Scoop/ Sept.2, 12)