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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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オニール首相が議員に汚職防止法案成立に協力を要請(パプアニューギニア)

オニール首相は、議会への独立汚職防止委員会法(Independent Commission Against Corruption(ICAC) Bill )案提出にあたり、全議員の理解と協力を要請した。法案は年末までに提出予定だが、予算審議もあり法案が審議未了とならないよう努力が必要である。ICAC法は成立すれば汚職防止に対して、これまでになく強力な権限を持つことになる。1988年の年金基金汚職スキャンダルでは、当時の政敵、故ウィリアム・スケート元首相からオニール首相にも嫌疑がかけられた(その後同疑惑は法廷審理で払拭された。)当時、証券市場から多額の年金資金が証券市場から消え、捜査当局はその証拠をつかむことができず、2002年ソマレ政権時代、議会に調査報告書が提出されている。現在誰でも閲覧可能である。
(Post Courier/ Aug.14, 12)