今週シドニーで開かれた季節労働者計画に関する国際会議に、太平洋島嶼国からの40人を含む150人が参加したが、豪州外務政務次官は向う4年間で約12,000人の労働者を受け入れるとの見通しを示し、一シーズン一人当たり平均稼ぎ高は12,000豪ドル(12,615米ドル)にのぼると述べた。政府が2009年季節労働者受け入れ制度を試験的に始めて以来、トンガ、サモア、バヌアツ、PNG、キリバス等から1,500人を園芸農家に受け入れた。今後、綿花、砂糖黍、海産物、宿泊施設等に受け入れを拡大する。東チモールの労働者には観光産業も対象とする。
(Radio Australia/ Aug.1, 12)
太平洋地域
【経済・社会動向】
豪州が季節労働者受け入れを歓迎(太平洋地域)
2012.08.15