7月から始まる2012-2013年予算が7月5日ようやく財務省から発表された。6月7日から開会中の議会で政府は多くの議会工作に日数を費やし、3億3,220万パアンガ（1億8,810万米ドル）が決まったものであるが、予算案が審議入りした6月18日、10名の議員が提出した内閣不信任案が大きく議会を混乱させ、7月1日に間に合わなかったものである。予算案が決議されたあと、10名が省庁の再編案を拒否して不信任案を提出、予算案の審議に入った午後、保健相、警察、労働・商工業相の3人が不信任案を支持して辞任、彼らが何故予算案や省庁名変更に賛成した後辞任したのか、その矛盾した行動で閣内の不統一が表面化して、今後の経済再建が一層困難になる可能性が出てきたと言える。
(Matangi Tonga/ July8, 12)