フランスの上院議員で元国防相を務めたジャン・ピエール・シュヴェヌマン(Jean-Pierre Chevenement)氏は、上院外交委員会ミッションで訪れたニューカレドニアで、フランスは太平洋の戦略的重要性を認識してその存在感を高める必要があると述べた。同氏は世界的な均衡関係が変化している現在、フランスは新興大国として台頭してきている中国、インド、ベトナム、豪州との協力が欠かせないとしている。中国の進出にはフランスは豪州と協力していくとし、ニューカレドニアの独立は約25万人の人口で国を守る力はないと述べている。
(RNZI/ June 26, 12)
太平洋地域
【経済・社会動向】
フランスが太平洋での存在感を強化(太平洋地域)
2012.07.12