サモアがニュージーランドから独立50年の式典を祝い、トゥイラエパ首相は中国の援助は負債免除に柔軟に対応してくれ、伝統的なパートナー国であるニュージーランドや豪州との懸隔を埋めてくれていると述べた。中国は首都アピアの幾つかの大型ビルを低利融資で建設している。首相は、また、米国は南太平洋に関心を持たず、紛争や戦争地域にのみ関心を示していると非難した。その理由は、戦争に関係する機械・機器等の産業を支援し、平和な太平洋地域に関心を示さないことで分かると述べた。首相の所属する人権保護党は約30年間政府与党として政権を維持し、首相は国内安定に意を注ぎ14年間その地位にある。
(Radio Australia/ June 1, 12)