ニュージーランドの太平洋公共政策研究所(Pacific Institute of Public Policy)のDerek Brien所長は、島サミットの開催を前に、日本の太平洋島嶼国との関係は、最近の中国と米国の影響力増大の間にあって影が薄くなっていると述べている。しかし、同所長は中国と米国が太平洋地域で熾烈な覇権争いをしている中、日本の動静をあまり耳にしないが日本は目立たないながらも効果的な援助を行っていると評価している。そして、今度の島サミットでは、日本が多額の援助を約束するより、政治的な面で重要な役割を果たすことをPALMで表明することを期待していると述べた。
(RNZI/ May 22, 12)
太平洋地域
【経済・社会動向】
日本は目立たないが効果の大きい援助をしている(太平洋地域)
2012.06.04