世銀のアンドリュー・メイソン東アジア・太平洋地域担当エコノミストが、太平洋地域で経済活動に女性が参画することで、経済が活性化し、一人当たり生産性が17?18%上昇するばかりでなく、社会にも好影響をもたらすだろうと述べた。女性の経済社会進出が家庭所得を増加させ、貧困削減にも貢献するとしている。また、女性自身が所得を得ることで、消費活動が活発化し、教育が拡大、その子供たちが将来の生産性向上に貢献する。政治も、企業も、社会も、女性を含めた政策、活動をせざるを得なくなり、経済のパイが大きくなる。女性が経済界で力をつけることで、社会が急速に変化し、次世代に利益をもたらし、公共政策等の策定にも大きな効果をもたらすことも期待されると述べている。
(Radio Australia/ March 20, 12)
太平洋地域
【経済・社会動向】
世銀が経済活動に女性の進出が必要とレポート(太平洋地域)
2012.04.09