ADBは太平洋の数ヵ国が向こう2年間成長を続けるだろうと述べている。PNGは過去10年間成長を続けているが、今年の成長率は7.5%で来年は4.5%としている。ヴァヌアツも9年間成長を続けている。マーシャル諸島の経済は今年5.4%の成長、来年は2.6%に減速するとみている。その他の国も成長を継続できれば、公共インフラへの投資推進、政府の財政政策改善、公共部門の効率化が求められるとしている。観光部門ではクック諸島、フィジー、パラオ、サモアの来訪観光客数が2011年に増加しており、今年も増加傾向が続いている。再開されたナウルのリン鉱石採掘も比較的順調に推移するものとみられる。
(RNZI/ March 13, 12)
太平洋地域
【経済・社会動向】
ADBが向こう2年間の経済予測(太平洋地域)
2012.03.26