日本、米国、マーシャル諸島の専門家がハワイで海洋水熱エネルギー変換(Ocean Thermal Energy Conversion)プラントをクワジェリン環礁で建設する計画について協議した。計画は5年前から検討されており、海上に石油掘削プラットフォームと同じ設備を構築し、深海の水と海面の水を交流させ、その温度差で発電しようとするものである。技術的には完全に確立されたものではないが、実験設備として重要な意味を持つ。計画では20メガワットを発電し、クワジェリン島の在留米軍基地にも電力を供給する予定である。
(Marianas Variety/ March 7, 12)
マーシャル諸島
【経済・社会動向】
海洋水温度差発電開発へ(マーシャル諸島)
2012.03.19