5日間の政治混乱の後、マイケル・ソマレ首相が今朝、総督の承認を得たが、その後の議会でオニール現首相が12日の最高裁の無効決定を無視して閣僚席に着いた。オニール側はマイケル・オギオ総督を罷免してジェフリー・ナペ議長を総督代理に指名した。ナペ氏はすぐにオニール氏を首相に承認した。RNZIの報道では、ソマレ氏は最高裁の決定に従って全公務員に中立を守るよう要請、オニール氏が指名した警察庁長官と財務局長官を解任した。いずれにせよ、オニール氏は自分が議会選挙により選出されたとして最高裁の決定を拒否、オニール支持議員のみ出席した議会はソマレ氏の首相承認を認めない決議をした。
(RNZI/ Dec.14, 11)