豪州とニュージーランドは南太平洋地域貿易経済協力協定(SPARTECA-South Pacific Regional Trade and Economic Cooperation Agreement)を2014年12月31日まで延長した。これはフィジーの繊維、衣料、履物産業界にとって大きな朗報となった。協定では、太平洋のフォーラム加盟国(FICs)から豪州、ニュージーランドに輸出される繊維、衣料品、履物のすべてではないが、関税が無税となる。フィジーでは、主要産業であるこれら業界で働く従業員の90%が女性で、一家の稼ぎ頭でもある。総雇用人数は約2,500人であるが家族、関係者を含めると16,000人近い人たちが恩恵を受ける。豪州とニュージーランドはもともとFICsからのすべての加工製品に対して無税、無制限、又は低関税等の措置を適用して輸入することを提案していた。
(Fijilive/ Dec.26 &27, 11)