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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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中央銀行が観光客数増加、海外からの送金減少とレポート (サモア) 

11月5日サモア中央銀行が発表した報告によると、9月現在、2009年の津波被害の復旧とTeuila festival(文化、伝統芸能、スポーツ、工芸など広範囲な分野で披露される国家的な催事)の開催の影響もあり、観光業界が潤った一方で、輸出と海外からの送金が減少したとのことである。インフレは9月プラス0.7%とやや上昇した一方、援助国からの資金流入で国際収支勘定はプラスに働き外貨保有高は輸入の8カ月分に当たる1億9,590万米ドルとなっている。金融市場での流動性はかつてなく高い水準を維持しており、中央銀行は市場利子率を引き下げに誘導する方針である。中央銀行としては引き続き、津波被害とグローバル経済停滞からの回復に努めるとしている。
 (Samoa Observer/ Nov.6, 10)