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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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鉱産物収益増もインフラ整備進まず、コレラ蔓延 (パプアニューギニア) 

PNG鉱業・石油会議所が1年おきに開催している投資会議がシドニーで開催され、西部州ダルの医務官によると州内でコレラが蔓延しており、これまでに2,000人以上の患者が発生、200人以上が死亡しているとのことである。西部州には世界的な銅鉱山等があり国家収入にも大きく貢献しているが、オイル・サーチ社のボッテン社長は1992年から2009年までに法人税、所得税、配当金など総額45億4,000万米ドルを政府に支払っているものの、国民の生活水準向上にこれらお金が使用されている気配がないと述べた。PNGでは現在、110億米ドルで開発が進むマレンゴ鉱山、ヤンデラ・プロジェクト、ザスタラタの投資額53億米ドルに上るフリーダ川プロジェクトも開発がおこなわれており、ブーゲンヴィル銅鉱山社の投資額42億米ドルにのぼるパングナ銅鉱山再開計画も進んでいる。
(Post Courier/ Dec.7, 10)