世銀は、トンガ国民の5人に1人が貧困状態にあるとして、政府とNGOに貧困撲滅対策のために900万米ドルを供与し国民の3分の2の人たちを暫定的に雇用できるようにしたいとしている。トンガでは過去10年間貧困層が増加、働いている人でも食料と電気、水道代など公共料金の支払いにやっとで将来の医療や教育費の貯蓄ができない状態にある。世銀はトンガの経済危機は海外からの送金が劇的に減少しているのが大きな要因だとみており、今回の暫定雇用計画で約3万人が恩恵を受けると予測している。
(RNZI/ Nov.23, 11)
トンガ
【経済・社会動向】
世銀が貧困撲滅対策(トンガ)
2011.12.06