11月10日、トンガタプのPopua Power Stationで,ニュージーランドが供与した資金1,180万米ドルを投資して、5,760枚の光電池太陽光発電パネルを設置する地鎮祭が行われた。工事は来年7月に完成し、年間発電毎時1,880メガワット、トンガタプの電力需要の4%を賄うことになる。政府は2020年までに電力の50%を再生可能エネルギーにしたいとしている。建設はニュージーランドのMeridian Energy社が行う。トンガ電力公社はメリデイアン社に5年間維持費として毎年約2万米ドルを支払い、後は自社で維持管理を行う。設備の可動能力は35年から40年間とみており、ヴァヴァウ島にも設置を予定している。また、経費節減の一環として、発電用重油をフィジーの石油タンクから輸入することをやめ、トンガタプに石油備蓄タンクを建設してシンガポールから直接輸入することを計画している。
(Matangi Tonga/ Nov.13, 11)
トンガ
【経済・社会動向】
ニュージーランド資金で太陽光発電所建設 (トンガ)
2011.11.28