マーシャルでは、1月1日に離島間の物資を運ぶ国営船舶会社(Marshall Islands Shipping Corp.)の建設資材を満載していた上陸用舟艇が沈没し、残る老朽化した3隻の内1隻は補修のためコスラエのドックに入り、他の2隻も引き続きドック入りが予定されている。この期間、急場を凌ぐため民間所有の小型船舶で離島間の人の移動、物資輸送をすることになるが、日本が無償供与を予定している2隻は現在どんな船が適切か調査中で、引き渡し時期は不明であり、実質的には2015年頃になるとみられる。上陸用舟艇の沈没を機に、政府関係者の間では国内でドライ・ドックを持つべきだとの意識が高まっている。(Mariana Business Journal/ Jan.31, 11)
マーシャル諸島
【経済・社会動向】
日本が2隻の船舶を建造贈与か(マーシャル諸島)
2011.01.31