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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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今年の成長率は1.3%(フィジー諸島) 

中央銀行は、今年の成長率は1.3%になると予測している。前年は0.1%にすぎず、2012年は0.8%成長とみている。Vatukoula金鉱山は2008年再開以来生産量が増加しており、2010年に77.2%増を記録しているが、2006年12月に暫定的に閉鎖された時点の生産量には達していない。しかし、金など鉱物資源の世界的な市場でも価格高騰が続いており、今後の見通しは明るいと言える。2010年の観光客数は10月までで17.6%増加し、60万人を超えた。一方、製糖工場がたびたび稼働停止したため砂糖産業は不振で、砂糖黍生産量は21.5%減少した。IMFの予測では2011年の世界経済成長率は、日本、米国の経済回復傾向と、中国、インドを核とした新興国の成長で4.4%、2012年には4.5%の増加が見込まれる。これに対して、ユーロ圏の不安定、高騰する商品価格、新興国市場の過熱可能性などの不安要因も存在している。
(Fiji Times/ Feb.9, 11)