最近発表されたADBのレポートによると、今年のPNGの成長率を8.5%、2012年は6.5%と予測、一方で積極的な投資活動と順調な商品価格の推移がみられるものの、高インフレが経済危機を招きかねないとしている。また投資・消費の増加と脆弱な運輸・建設がネックとなって経済の過熱化が心配される。他にも熟練労働者不足、地価と賃貸価格上昇もインフレ要因となっている。太平洋地域では、PNG、ソロモン諸島、東チモールで平均6.4%、2012年で5.5%の成長を予測、その内ソロモン諸島は7.5%、東チモールは10%と予測している。他の島嶼国は2011年で平均1.5%、2012年で1.9%である。
(Post Courier/ July 19, 11)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
ADBが8.5%の成長を予測(パプアニューギニア)
2011.07.19