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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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Starlinkを暫定的インターネット事業者として承認(ニウエ)

ニウエ政府は、Starlinkをインターネットサービスプロバイダーとして運営することを認める12ヶ月間のライセンスを承認した。これまでニウエでStarlink機器にアクセスすることは厳しい罰則の対象となっており、200ドルの罰金または最大3ヶ月の禁錮刑が科される可能性があった。さらに、政府はStarlinkのサービスを地理的に遮断するよう要請しており、利用者は国営のTelecom Niueおよびその海底ケーブルによる通信に依存せざるを得なかった。しかし、3月19日の政府声明で、Starlinkが国内のすべての規制およびコンプライアンス要件を満たしたことを受け、暫定ライセンスの承認に至ったと確認した。Starlinkのウェブサイトによれば、オセアニア地域においてサービスが未提供なのはニューカレドニア、フランス領ポリネシア、パプアニューギニアのみであり、これらの国・地域でも今年中にサービス開始予定とされている。ニウエのTatuiインフラ大臣は、「国家の利益を守りつつ、住民のデジタルアクセスの改善を目指している」と述べた。また、StarlinkはTelecom Niueに取って代わるものではなく、あくまで補完的な役割を担うことを意図していると説明した。政府によれば、Telecom Niueは現在も国内通信インフラの強化に投資を続けており、島全体にわたる光ファイバーネットワークのアップグレードを進め、通信容量の拡大やサービス品質の向上、そしてサイバーおよび通信セキュリティリスクへの対策強化を図っている。また、同社はAlofiとTuapaに新たなネットワーク拠点を2ヶ所設置しているほか、追加のリピーター(中継装置)の展開を継続しており、島全体の通信カバレッジおよびサービスの信頼性向上を進めている。政府は、「12ヶ月間のライセンス期間を通じて、Starlinkサービスの性能や規制遵守状況、そして地域社会への影響を綿密に監視する。この監視および評価プロセスにより、すべての運用がニウエの規制基準、国家安全保障上の配慮、そして長期的な通信開発目標と整合することを確保する」と述べている。(Radio New Zealand/MAR23, 2026)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/590378/niue-greenlights-starlink-as-a-temporary-internet-provider