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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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薬物「スーパーハイウェイ」阻止へ太平洋諸国と連携強化(ニュージーランド)

ニュージーランド(以下、「NZ」)警察は、サモアおよびトンガの当局と連携を強化し、地域を通過するコカインおよびメタンフェタミンの流入阻止に取り組む。NZのLuxon首相はサモア訪問中、当問題を取り上げ、両国は違法薬物取引対策に関する協力協定に署名した。同首相は、南米からNZに至る薬物流通経路として太平洋地域を「スーパーハイウェイ」と表現していて、「犯罪組織は人々に製品を押し付け続けており、私たちはそれを望まない」と述べている。NZの警察官2名の配置がすでに済んでおり、後の数ヶ月で4名がサモアに追加派遣の予定である。そして、トンガには4名、フィジーなどのその他地域にも人員が配置されている。また、税関および警察は、密輸ネットワーク監視のための情報と能力を共有していくこととなっている。Chambers警察長官は、Luxon首相の訪問に同行し、「犯罪ネットワークが太平洋諸国を経由してNZやオーストラリアの高収益市場に薬物を流している。私たちは、頻繁に太平洋を越えて持ち込まれる薬物や各国を腐敗させようとする試みを目にしている。私たちの任務は、薬物と腐敗を排除するために太平洋諸国と協力することである」と話した。同警察長官によれば、警察官、税関職員、港湾労働者のみならず政府関係者に対しても、影響力を及ぼそうとする腐敗の影響が出ているという。サモア、トンガ、フィジーなどで特に若年層の薬物使用が急増しており、各国の警察が対応に苦慮する中で起きているといい、これらの国々はオーストラリアやNZに支援を求めている。同警察長官によると、密輸業者は単なる海上投棄ではなく、船舶への付着など高度で新たな手法を用いていて、海上だけでなく空路も利用されているといい、「私たちの任務はこれを阻止し、太平洋地域の法執行能力を高めることである」としている。(Radio New Zealand/MAR17, 2026)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/589847/nz-to-work-closely-with-pacific-on-stopping-drug-super-highway