オーストラリアの小児研究機関とPNGの医療研究機関の共同研究により、PNGの子どもは世界でも特に中耳炎罹患率が高いことが判明した。東部高地州ゴロカ周辺の500人を調査した結果、15歳以下の約75%、3歳未満では86%が罹患していた。研究者のVeselinovic氏は予想外の高さだと述べ、罹患負担の大きさ、生活環境、低い予防接種率が要因と説明している。未治療の場合、難聴や認知・言語発達遅延、教育や社会生活への長期影響が生じる。鼓膜破裂により膿が流出する症例も多く危険だという。診療所の耳検査体制不足や保護者の認識不足も問題で、多くの子どもは症状に気付かれないまま放置されている。類似の高罹患率は豪先住民やNZのマオリ・太平洋系児童にも見られる。研究チームは今後、学童期まで影響が続くか追跡調査を行い、全国的耳保健政策策定につなげたいとしている。(Radio New Zealand/FEB25, 2026)
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