Waitangi Day行事の期間中、Te Tii Maraeでは太平洋各地の先住民海洋リーダーが集結し、2月4日に公開フォーラム「Taiātea: Gathering of the Oceans」が開催された。カナダ、オーストラリア、ハワイ、ニウエ、クック諸島などから20人以上の指導者・科学者・研究者が参加し、North Island各地で行われる10日間のWānanga(学びの集い)の一環として実施された。議論内容は、太平洋Te Moana Nui a Kiwa(太平洋の祖先の起源と「海の神秘」―太平洋の過去に対する先住民の認識を確立する神話と思考様式―を考察するための伝統的な呼びかけ)の保護と再生、知識共有、海洋レジリエンス、気候変動の加速的影響に集中し、「海は人と分離した存在ではなく生きた祖先」という認識が共通メッセージとして強調された。Hawai‘iのKaho'ohalahala氏は、「人間と自然は一体でありWaitangiは過去・現在・未来のつながりを想起させる場所である」と述べ、先祖が将来の世代のため条約を築いた歴史を踏まえ、現代課題を乗り越えるためにもその精神を再確認すべきで、海を隔てても文化と航海の伝統がOceaniaの人々を結びつけている」と言及した。クック諸島の環境活動家であるCastledine氏は、「海を祖先であり、生命体であり、家族と捉え直すことが重要」と述べ、先住知識体系が未来世代の食と環境を守る鍵になると強調した。カナダの先住民代表であるShaw氏も、「距離は離れていても課題と目標は共通する」と述べ、海洋環境保護の取り組みは互いに影響し合うため、関係構築が不可欠だと語った。フォーラム後、参加者たちはTūwharetoaとWhanganui地域を訪問し、事例共有と知識交流を続ける予定となっている。(Radio New Zealand/FEB05, 2026)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/586018/indigenous-and-pacific-leaders-unite-at-waitangi-with-shared-messages-on-ocean-conservation
太平洋地域
【環境・気候変動】
先住民族と太平洋諸島の指導者たちがWaitangiに集結し、海洋保護に関する共通のメッセージを発信(太平洋諸島)
2026.02.17