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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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最新汚職ランキングでの低順位は選挙制度の問題が要因(パプアニューギニア、ソロモン諸島)

Transparency Internationalの最新腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index:CPI)によると、パプアニューギニア(以下、「PNG」)の順位は127位から142位へと大きく下がり、スコアも5ポイント下がった26となった。一方、ソロモンは1ポイント上昇した44で73位となったが、両国とも政治腐敗を助長する類似問題を抱えている。CPIは182の国・地域の公的部門腐敗の認識を0~100で測定する指標で、2025年の世界平均は10年以上で初めて低下した42となり、多くの国が腐敗抑制に失敗しているとされた。最高スコアはデンマークの89、最低は南スーダンとソマリアの9となっている。PNGの順位低下の要因としては、高リスク分野での資金洗浄の有罪判決がなかったこと、汚職対策独立委員会の指導部停止、伐採許可の乱用などが指摘された。さらに選挙サイクルのたびに民主的手続きの公正性が損なわれ、腐敗対策の政治的意思が阻まれている構造があるとされ、投票詐欺、ブロック投票、有権者威圧、選挙管理官への贈賄、有権者名簿欠落といった慢性的な問題が選挙の信頼性を損なっているという。Transparency International PNGのKassman氏は、近年の選挙で法執行と手続きが全国的に悪化したと指摘し、名簿の透明化、常任選挙管理官の任命、選挙準備の年間予算の確保を提言しており、早期準備が改善につながると述べた。ソロモンも改善したとはいえ、医療調達不正、警察の贈賄、中国資金による政治家支払い疑惑、選挙区開発基金の監督不足などの問題が残る。Transparency International Solomon IslandsのLiloqula氏は、「選挙の公正性がなければ、政治指導の誠実さも腐敗対策の意思も生まれない」と指摘し、政府と開発パートナーに選挙管理委員会への資源提供を求めた。(Radio New Zealand/FEB1, 2026)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/586605/election-failings-factor-for-png-solomons-in-latest-corruption-rankings