動物保護団体が、「生活費高騰が違法な動物解体や非正規肉の消費を増加させている」と警鐘を鳴らしている。Helping You Help Animals(以下、「HUHA」)の広報担当であるMcKenzie氏によると、違法に屠殺される恐れのある動物に関する通報が増えているという。これは、正規の食肉処理場を通っていない馬肉を使ったパイが販売され、撤去された事例を受けている。SNSで話題となったこれらの馬肉パイは、特に太平洋諸島出身者のコミュニティで人気を集めていた。HUHAによれば、適正な審査を経て譲渡した牛が、後に屠殺され食用にされた事例もあったという。経済状況の悪化により、動物の飼育や里親探し自体が困難になっている。こうした事態に、トンガ系コミュニティ活動家のMaka氏は、「今回の問題は単なる規制違反ではなく、食品安全に関する教育不足の結果である」と指摘している。また、元食品安全規制担当者として、一次産業省(Ministry for Primary Industries:MPI)がコミュニティ向けの教育プログラムが削減されたことに懸念を示す。非正規肉の危険性について十分な警告がなされておらず、ペット用として販売される肉が家庭用に転用されている実態もあるという。同氏は、「生活費の高騰が、こうした行動を後押ししている」と述べた。(Radio New Zealand/JAN28, 2026)
https://www.rnz.co.nz/news/national/585175/cost-of-living-adding-to-problem-of-illicit-meat-consumption-charity
太平洋地域
【経済・社会動向】
生活費の高騰が違法な肉消費の問題を悪化させていると慈善団体(太平洋諸島)
2026.02.03