ニューカレドニアの政治指導者とフランスのMacron大統領は、新たな政治・財政合意「Elysée-Oudinot Accord」に署名した。これは2025年7月にBouguivalで締結された合意を基礎としていて、その内容を補足・明確化したものだが、独立派の主要勢力FLNKSは交渉をボイコットした。当合意はParisの海外領土省で行われた4日間の非公開交渉を経て署名され、Macron大統領は参加者の「妥協」と「責任感」を称賛した。また、交渉参加者への脅迫行為については、厳正に対処すると表明した。新合意では、1998年ヌメア協定を再確認しつつ、「Caledonian identity」という概念を導入し、全住民を一つの「人民」として位置づける方向性が示された。さらに、経済開発促進のため、3つの州に税収確保能力を強化する方針が盛り込まれた。自決権、防衛、外交、司法、通貨といった権限配分も今後の課題として議論されている。経済面では、フランスが今後5年間で22億ユーロ規模の支援を行う「再建」を提示し、COVID-19危機や2024年暴動対応で生じた約10億ユーロ以上の融資を補助金へ転換する方針が示された。今後、当合意はフランス議会とニューカレドニアでの住民投票を経る必要がある。承認されれば、延期されてきた州議会選挙は2026年末に実施される見通しとなっている。(Radio New Zealand/ JAN20,2025)
Another New Caledonia agreement signed in Paris | RNZ News
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
パリで新たな政治・財政合意に署名(ニューカレドニア)
2026.01.26