大首長であり、国父と言われるソマレ前首相が第36回独立記念日の前日となる9月15日、手術後の健診のためシンガポールに向け出発した。ソマレ氏は4月以来シンガポールで3回の心臓手術を受け9月4日に一端帰国し、2日前から始まった議会に車椅子で出席した。議会に3回続けて欠席すると議席を失うことを避ける意味もあった。しかし、9月6日ナペ議長が特別招集議会で何の儀式もなくソマレ氏の議席を罷免した。次に注目されるのは東セピック州や関係者から提出されたオニール新首相の選出選挙適格問題について最高裁がどんな判断を下すかである。
(Post Courier/ Sept.15, 11)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
ソマレ前首相が検診のためシンガポールに出発(パプアニューギニア)
2011.09.26