オーストラリアの大手保険会社NRMA傘下のクルーズ船Coral Adventurerが、パプアニューギニア沖でサンゴ礁に座礁し、乗客乗員が足止めとなった。当時、Coral Adventurerには、海外からの乗客約123人と乗員43人が乗船していた。けが人はなく、乗客らは小型船で移送後、約2.5時間のチャーター便でCairnsへ戻った。ドイツからの観光客Daus氏は、座礁時に十分な説明がなく、「命の危険を感じた」と強い不満を口にした。ニュージーランドからの観光客Inglis氏も「沈没の恐怖を感じた」と証言した。その一方で、オーストラリアからの観光客Walter氏やBeliavskiene氏は、大きな混乱はなかったと語り、対応に関する評価は分かれている。同船は、Laeから約90kmのFinschhafen沖で、強い海流の影響により午前5時半ごろ座礁した。そして、大型タグボートにより同日夕方に離礁され、船体は近海に停泊し、損傷調査が行われている。オーストラリア運輸安全局(Australian Transport Safety Bureau:ATSB)が調査を開始し、航海データ記録装置(Voyage Data Recorder)の解析や気象・整備記録の確認を進めている。オーストラリア海事安全庁(Australian Maritime Safety Authority:AMSA)は、安全性に懸念があるとして同船を一時拘束した。なお、このCoral Adventurer号は2ヶ月前にもGreat Barrier Reefの航行中に乗客が死亡する事故があり、整備トラブルも指摘されている。AMSAは、この件についても並行して調査している。(Radio New Zealand/DEC31, 2026)
https://www.rnz.co.nz/news/world/582940/christmas-cruise-ends-in-chaos-as-coral-adventurer-passengers-return-home
パプアニューギニア
【観光開発】
クルーズ船座礁で混乱(パプアニューギニア)
2026.01.15