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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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ニュージーランド直行便運航で、観光の大幅拡大へ(クック諸島)

ニュージーランド航空(Air New Zealand)は、2026年5月26日から10月24日まで、クライストチャーチとクック諸島のラロトンガを結ぶ季節運航便を新設する。週3便運航で、追加座席数は1万8,000席となっている。ニュージーランドの南島在住者が国内乗り継ぎなしで渡航できるようになる。クック諸島観光局(Cook Islands Tourism Marketing Corporation)によると、2025年1~9月のクック諸島への訪問者13万7,894人のうち、64.8%がニュージーランドからで、過去最高の18万人超えが見込まれている。同局のEggelton CEOは、「南島からの直行便が加わることで、予約の利便性と費用面での競争力が高まる」とコメントしている。観光産業評議会(Tourism Industry Council)のScott会長も、「5時間以内で到着できる利点が、家族旅行やリピーターを増やす」と歓迎している。ニュージーランド航空のRavishankar CEOは、「南島からの海外旅行需要は強く、7月の休暇シーズン前の運航開始は好機である」と述べた。航空券は11月5日から販売開始予定である。現在、同社はオークランド発の17便を運航しており、その他ジェットスターやハワイアン航空、エア・タヒチも便数を増やしている。(Radio New Zealand/NOV04, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/577732/cook-islands-tourism-set-for-major-lift-with-new-seasonal-direct-flight