MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 国勢調査で人口初の1,000万人超えを確認(パプアニューギニア)

国勢調査で人口初の1,000万人超えを確認(パプアニューギニア)

パプアニューギニア(以下、PNG)の2024年国勢調査の最終結果によると、同国の人口は1,018万5,363人となり、初めて1,000万人を超えた。この調査は6月16日に開始されたが、行政的・物流的な問題で10月末まで延長されていた。2024年の調査は質問項目がわずか6問と少なく、オーストラリア国立大学博士課程のKabuni氏は、「国連基準を満たしていない」と批判している。また、正確なデータがなければ、2027年の生体認証投票制度導入も困難になると警告した。人口は2011年調査の727万人から約40%増加し、年平均成長率は2.6%となっている。ただし、過去の過小計上修正など非人口要因も成長率を押し上げた可能性がある。性別は男性110人に対して女性が100人で、平均世帯人数は5人との結果が示された。22州のうち最も人口が多いのはMorobe州(約100万人)、次いでEastern Highlands州(約80万人)、地域別ではHighlands地方が全体の35.7%を占めた。1980年の独立後初の調査から44年間で、人口は720万人以上増加したことになる。(Radio New Zealand/NOV04, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/577772/papua-new-guinea-s-population-surpasses-10-million-census-data-reveals