太平洋諸国は、2026年にオーストラリア（以下、豪州）と共催を目指す「Pacific COP」として、豪州での第31回国連気候変動会議（COP31）の開催を支持している。バヌアツのRegenvanu気候変動相は、「我々太平洋諸国は、豪州の招致を全面的に支援しており、必要な協力を惜しまない」と述べた。同氏は11月にブラジルのベレンで開かれるCOP30を前に、国連総会などでの外交交渉を振り返り、「トルコとの協議では入室を許されなかったが、引き続き豪州と共に推進していく」と強調している。ABC Pacificによれば、オーストラリアとトルコは依然として開催権を巡る妥協点を探っており、2026年の太平洋諸国との共同開催に向けた交渉が続いているという。（2024年から、COP31開催国としてトルコと豪州が名乗りを上げており、未だに話し合いは平行線となっている。）（Pacific Islands News Association/OCT30, 2025）

https://pina.com.fj/2025/10/30/pacific-island-nations-back-australias-cop31-bid-push-for-pacific-cop/