MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 国連総会における太平洋諸島指導者たちの演説 ー3

国連総会における太平洋諸島指導者たちの演説 ー3

パプアニューギニア(Marape首相):パプアニューギニア(以下、PNG)は、今年で独立および国連に加盟して50年となる。50年前、PNGは最も新しい加盟国の国として国連総会に参加したが、今日では、多民族間の結束、強靭さ、豊かな天然資源を誇り、自由かつ民主主義国家として存在している。
フィジー(Rabuka首相):フィジーは長年にわたり多国間主義を支持し、ルールに基づく国際秩序が小国の地位と利益のために果たす役割を改めて支持する。今年フィジーは独立55周年を迎え、加盟国とともに国連創設から80年を振り返る。太平洋地域の国々が直面する最も重要な課題は、平和が支配する安定した多極化地域に向けて、大国間の戦略的競争に影響を与える永続的な枠組みを見出すことである。「平和の海」構想が、世界秩序に対する太平洋の貢献である。また、フィジーは国際組織犯罪の急増に直面している。
ツバル(Teo首相):ツバルは国連に依存する(国連加盟国にで暮らす?)何百万もの人々の生活にとって、国連をより効果的でインパクトのあるものにするため、事務総長のUN80イニシアティブを全面的に支持する。平和、安全保障、持続可能な開発の達成は、貧しい人々や最も弱い立場にある人々が置き去りにされるのであれば、ほとんど意味をなさない。ツバルは、国連総会が来年の第81会期(2026年9月)において、海面上昇に関する国連宣言を検討するため、海面上昇に関するハイレベル会合を再度開催することを決定したことを歓迎する。非感染性疾患(NCDs)は、太平洋地域および世界全体における罹患率および死亡率の主要な原因であり、ツバルも例外ではない。台湾問題については、ツバルは中華民国(台湾)が国連システムから排除され続けていることを深く遺憾に思う。(Radio New Zealand/Sep30, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/574554/what-pacific-island-leaders-told-the-un-general-assembly-about-climate-conflict-and-peace