8月25日午前0時過ぎの火災により、マーシャル諸島の国会議事堂、公文書館、図書館、事務所、会議室などが焼失した。マーシャル諸島のハイネ大統領はその週の終わりに、新しい国会議事堂の建設を急ぐ計画を閣議で承認し、年内に着工すると発表した。これに対して、米国国務省は、マーシャル諸島の国会議事堂再建を支援するため、1,300万米ドルの資金援助を行うとし、今回の資金提供は台湾からの支援と連動したものであると発表した。そして、台湾政府はこれまでに3,000万米ドル以上の拠出を表明している。今回の火災の際に、空港の消防隊が呼ばれたが、1時間以上到着できなかったことを受けて、米国は人命救助のためのインフラが非常に必要であることを認識し、最新式の消防車を提供する予定であるという。(Radio New Zealand/SEP23, 2025)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/573848/us-sends-money-to-rebuild-marshall-islands-nitijela
マーシャル諸島
【経済・社会動向】
米国が国会議事堂再建のための資金提供(マーシャル諸島)
2025.09.30